最近はYoutubeなどの人気が出てきたことにより、ライブ配信やライブチャットサービスにも注目が集まってきていますが、始め方はもちろん、どのようなリスクがあってどれくらい収入があるのか…何より種類が多くて分からない…なんてこともしばしば。
特に、ライブチャット自体は昔から副業として一定の人気がありますが、何だか怪しい…アダルトが心配…など、ライブチャットと聞いて怪しく感じる人も少なくありません。
そこで、ライブチャットとライブ配信にどんな違いがあるのか、多くの種類があるサービスがある中でも、安全で信頼できるライブチャットとライブ配信サービスをまとめて見ていきたいと思います。
いずれも副業としておすすめできるサービスに限定して紹介していきますので、これからライブチャットを始めてみたい、興味があるという方は是非参考にしてみてくださいね!
ページの目次
現在の最新ライブチャットとは
ライブチャットはその名の通り、ショートメッセージや言葉のやりとり(チャット)をしながらリアルタイムに自分を配信(ライブ)することです。
ただ、最近の呼び方としては、ライブ配信と呼ばれることが多くあります。(以下はライブ配信と記載します)
最近のライブ配信は、学生などの若年層でも気軽にできるタイプが多く、ラリーマンが仕事終わりに気軽にお酒を飲みながら配信したり、主婦が暇な時間を使って世間話したり、学生がダンスの練習を配信したりするなど、様々な種類があります。
特に、パソコン以外に屋外でスマホで配信する光景も都心では少しずつ見かけるようになりました。
少し前までのライブチャットと呼ばれることが主流だった時代に、ショートメッセージだけでやりとりする配信よりも、更に身近になったと言えるでしょう。
ライブ配信者はライバーと呼ばれる
既に知っている人もいるかもしれませんが、ライブチャットやライブ配信で配信する人のことを「ライバー」と呼びます。
ユーチューブで配信している人のことをユーチューバーと呼ぶように、ライブもライバーと呼ばれています。
収入は配信サービスにより形態が異なる
少し前までは、有料で見れる時間帯を指定するなど、配信者が予め設定していましたが、現在は基本的に無料配信を行ない、それを視聴者がサービス内で購入できるアイテムを投げて配信者に課金する「投げ銭」が主流です。
つまり、配信の継続や配信者を応援する意味でも、収入元は視聴者の有志から成り立っています。
YoutubeやTiktokなどの動画配信サービスとの違い
では、YoutubeやTiktokとどのように違うのでしょうか。
先述した通り、ライブ配信には様々な種類があります。人気になっているYoutubeでもYoutubeLiveでライブ配信をすることができ、スーパーチャットと呼ばれる課金アイテムがありますが、どちらかと言えば、ライブ配信は多くありません。
その理由は、いくつかあり、基本的には規制などが厳しいとの意見がありますが、個人的には、ストリーミング配信の有効化に時間がかかるからだと思っています。
これは、アカウント作成後にすぐ配信できず、配信をするための有効化に1日程度の時間がかかるためである。
また、Tiktokは15秒から60秒の短い時間の中でいかに面白いこと動画が作れるかという点に特化したアプリですが、2020年3月時点で投げ銭などの具体的な収入モデルはありません。(※既にいくつか予告されている内容がありますが、現状ではそれらの情報はアップデートされていません)
そのため、現在のTiktokでは「撮影した動画を加工して楽しむ」という位置づけが強いサービスになっています。
ライブチャットとライブ配信との違い
少し補足していきますが、ライブ配信はライブチャットと近い意味を持ちます。
というよりほぼ同じ内容と捉えても良いでしょう。
ただ、これからライブ配信をして収入を得てみようという人が、間違った方向にいかないよういくつかの項目をまとめて
ライブチャットは基本有料ありきの配信が多い
ライブチャットには2つのパターンがあります。
- 無料で配信し有料に切り替える
- 最初から有料で配信する
この2つのパターンが一般的ですが共通していえるのは、最終的に視聴の課金が必要になる「課金ありきの配信」です。
ライブ配信は基本無料で配信するパターンが多い
ライブ配信の場合、一般的には「無料で配信することが多い」です。
スマホでも気軽に配信できることから、暇な時に誰かと喋っていたい時に使うツールの1つとして利用されることも多くあります。
有料配信ができるアプリサービスもありますが、ほとんどは有料配信の機能を付けてないことが多く、ほとんどはアイテム付与の機能です。
このアイテムは、ライバーのファンなどから応援の意味を込めてアイテムが贈られ、そのアイテムによって換金することができます。
つまり、視聴者側が主体でお金が生まれ、そのお金がサービスを仲介して配信者に渡る「投げ銭システムの配信」です。
ライブチャットは室内が多く、ライブ配信は場所を選ばない
これは副業部が調査した限りですが、ライブチャットとライブ配信の違いには屋内であるかどうかという点も1つの目安になると思います。
これも推測に過ぎませんが、ライブチャットに屋内が多いのは少しアダルトの一面があるサービスが多いのが現状としてはあります。
収入面だけでみれば、アダルトの方が良い部分もあります。ただ、全くやりたくない場合には間違えてサービス登録を進めていかないように注意しましょう。
つまり、「屋内の場合はライブチャット、場所を問わないのがライブ配信」と考えておくと良いでしょう。
ライブチャットは最初からコンテンツに視聴者がたくさんいる
ライブチャットの場合、配信者が視聴者を集めなくても、配信を見てくれる多くのユーザーが既にサイト上にいます。
そのため、配信者が最初から収入を得やすいことを可能にしています。
ライブ配信は視聴者を新たに作らないと難しい
ライブ配信の場合、ライバーは新たに視聴者を作らないと見てもらえないことがほとんどです。
よほど配信コンテンツが良ければ例外もあるかもしれませんが、なかなか難しいと思います。そのため、TwitterやInstagramなどのSNSを活用して宣伝を行い、集客をしなければなりません。
ライブチャットやライブ配信を始める前に覚えておきたいこと
ライブチャットやライブ配信には、それぞれ違いがあり特徴もあります。
実際に配信を行なう前に理解しておいた方が良いことを紹介してきたいと思います。
ライブチャットでは自分自身で配信方法を選べる
ライブチャットに登録すると、まず自分で自宅配信をするのかか、会社が用意した指定の配信ルームで配信するのか、ライブチャットをする場所を選ぶことができます。
この場合、自宅で配信する時は機材を用意する必要があり、配信ルームで配信する時は、指定の場所まで行かなければいけません。
ライブチャットでサポートされている主な内容
- 配信ルームが用意されている
- 自宅で配信することもできる
- 機材が用意されている
- トラブルに対応してくれる
これらライブチャットのメリットが大きい一方で、ライブチャットでは事務所や代理店が間にあるため、手数料が引かれることも考えておきましょう。
ライブ配信は全て自分の責任で行なう必要がある
ライブ配信する個人で行なう場合は、自分で全てを用意する必要があります。また、配信に利用するサービスも自分自身で探さなければいけません。
特に、それ以外でも以下の項目で準備する必要があります。
ライブ配信で考えておかなければならないこと
- 配信ルームを作る必要がある
- 機材を用意しなければならない
- 視聴者を集めなければならない
ライブチャットと比較すると、かなり手間がかかってしまいますが、配信がスムーズにできて、継続的な視聴者が入ってくれるところまでいけば、ライブチャットのような業者を介さないため、仲介マージンなしで収入が入ります。
そのため、収入面ではライブチャットを超える可能性も多くあります。
ただし、トラブルへの対応まで自分で行なう必要があるため、動画の著作保護や視聴者とのトラブル回避策が必要な点も考えておきましょう。
上記を参考にライブチャットとライブ配信のどちらを選ぶかは、配信者の環境や目的に合わせて、自分自身で決めなければいけません。
ライブチャットとライブ配信における3つの注意点とリスク
配信後にトラブルに巻き込まれるケースも少なくありません。
ライブチャットやライブ配信でそうしたトラブルに巻き込まれないように注意しておきたい点と、頭に入れておきたい配信時のリスクを対策と共に説明していきます。
①配信者の身バレリスク
配信中のリスクの1つに身バレがあります。
配信ルームや配信中のコンテンツ内に自分の名前や場所を推測、特定できてしまうものはなるべく置かないように注意しておきましょう。
②視聴者とのトラブル
次に注意したいのは視聴者とのトラブルです。
まともに配信をしていても、会話中のトークやメッセージの内容によって、質問に応えてくれないなど、配信者も気付かないほどの些細な出来事で視聴者を煽ってしまう場合があります。
そうした場合、視聴者が嫌がらせのメッセージを送るなどして、配信者に精神的なストレスがかかってきてしまうケースも少なくありません。配信サービスによってはブロック機能などもありますが、他の視聴者なども影響して更に炎上する場合もあるので注意が必要です。
そうしたことが起こらないよう、コンテンツでは、全てのメッセージに対応できない場合もあるなどの事前申告を、配信者が増える度に発言するなどして、視聴者をいかに楽しませるかをしっかりと考えていきましょう。
③配信映像の転載
配信中に1番気を付けておきたいのは、配信映像の転載です。
自分の映像が一度でもネットに拡散されてしまうとネット上に残り続けてしまう危険性があります。そのようなトラブルが起こさないよう、配信前に気を付けておく必要があります。
実際に配信映像は視聴者側からでしか操作ができないため、配信している以上なかなか難しい点もありますが、もしそうした点が気になる場合はライブチャット配信会社に登録をしておき、事前に対策を聞いておくと良いでしょう。
中には、拡散防止に繋がったケース、削除や訴訟にまで発展したケースも多々あるので、安心して配信できるようサービス選定を慎重に行なっておきましょう。
ライブチャットとライブ配信の収入事例
ライブチャットとライブ配信ではどれくらいの収入が見込めるのでしょうか。
以下にデータを記載してみたいと思います。
ライブチャット | ライブ配信 | |
平均収入額 | 33,000円 | 8,500円 |
最高収入額 | 775,000円 | 1,316,590円 |
※1ヶ月(週1回計4回=10時間)の配信を行なった場合
※熱血!副業部調べ
上記を見て分かるように、最高収入額だけで見れば、ライブ配信の方が高い収入になりますが、これは有名ライバーとしての金額になるため、一定の知名度がないと稼げません。
一方で、平均的に見れば、ライブ配信よりもライブチャットの方が収入は高い傾向にあります。
ちなみに、配信者が容姿端麗であり、一般的に「可愛い」「綺麗」と言われる人の方が稼げると思っている人も多いと思いますが、実際にそうではありません。
彼氏彼女がいたことのない人でも、それをネタにコンテンツを配信して、上記のような金額を稼ぐことを可能とした人もいます。
いかに視聴者を惹き付けられるコンテンツを提供できるかがカギであり重要なポイントです。話題があるものをトークテーマに置いたり、時には視聴者とゲームをやったりして自分の配信アカウントを盛り上げていけることが1番大切なポイントになります。
副業するならライブチャットとライブ配信はどっちがおすすめ?
一定のSNSフォロワーがいたり、ある程度有名である場合は、ライブ配信がおすすめですが、比較的まだ経験がない人や初心者ならライブチャットがおすすめです。
それ以外にも、機材を用意する資金的な余裕がある場合は、すぐに配信できるライブ配信がおすすめですが、向きや不向きがあり配信センスが問われることも。何も用意がない、または用意するうえで場所や金銭面で難しい場合は、ライブチャットを使ってレンタルするのが良いと思います。
いずれも、状況毎に違えど副業として総合的におすすめしたいのはライブチャットです。
ライブチャットとライブ配信のおすすめサービス
ライブチャットとライブ配信それぞれのおすすめサービスを紹介します。
ライブ配信のおすすめ3選
台湾発祥の大手ライブストリーミングサービス。国内でも男女問わず多くの配信者がおり、配信側はもちろん視聴側にも人気があります。
言わずと知れた有名ライブ配信サービス。メインは動画ではあるものの、有名Vtuberやひろゆきさん、粗品さんなど多くの人がライブ配信のスーパーチャットによる収入を得ています。
Tiktokでも収入を得ている人が多い人気のサービス。ギフティングによる投げ銭をいくらもらえるかがポイントではあるものの知名度が高く視聴者が多いのもポイント。
※上記以外にもライブ配信サービスにはポコチャやふわっち、ミラティブなどのライブ配信がありますが、これらは初期でユーザーを集めることが難しく、課金ユーザーが少ない、転載トラブルの面で紹介を省いています。
ライブチャットのおすすめ3選
元DMM運営の有名ライブチャット。多くの女性が始めている大手ライブチャット。
なかなか稼げないライバーもサポートしてくれる安心のライブチャット。サポート体制がしっかりしているので、これから始めたいという方でも安心。
Vtuberや声優などに対応した万能型ライブチャット。顔は出したくないという方も受け入れOK。
ライブチャットとライブ配信それぞれのメリットデメリット
ライブチャットとライブ配信のメリットとデメリットをそれぞれ具体的にまとめてみたいと思います。
ライブチャットのメリットデメリット
ライブチャットのメリットやデメリットには以下のようなものが挙げられます。
メリット
- 基本は在宅になること
- 通勤がない
- キャバクラのように触られない
- ノルマや罰金はない
- 365日24時間好きなときに好きなだけ働ける
- 常に一定の視聴者がいる
- 個人情報の保護の面で安心
- 転載などのトラブル時に運営に相談ができる
デメリット
- ライバル配信者が多い
- 容姿に気を使う必要が出る可能性がある
ライブ配信のメリットデメリット
ライブ配信のメリットやデメリットには以下のようなものが挙げられます。
メリット
- 好きな時間に配信できる
- 好きな場所で配信できる
- 仲介業者を挟まないので余計な手数料を取られない
- 気軽に始められる
デメリット
- 配信部屋を用意しなければいけない
- 必要な機材を用意しなければいけない
- 個人情報漏洩や身バレのリスクがある
- 配信トラブルも自分で対応しなければならない
- 全て自己責任で配信しなければならない
ライブチャットとライブ配信のまとめ
ここまでライブチャットとライブ配信をまとめてきましたが、どのように感じましたでしょうか。
それぞれ環境によって捉え方は様々あると思いますが、もしあなたに一定の収入があり、副業として探しているならライブチャットの方がおすすめです。
収入面や個人情報の保護、トラブル時の対応を取れる時間があるかどうかなど、総合的に考えてみれば会社として運営されている方が1番安全安心に副業として取り組むことができます。
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